AWS IoT ハンズオン Dojo ~基本編~

本書はAWS IoTおよびAWSの各サービスを利用してIoTの基本的なシステムを構築するためのハンズオン手順 について記述しております。

前提条件

  • Intel Edison Kit for Arduino、GROVE Starter Kit、電源アダプタ、USBケーブル
  • Wi-Fiでインターネットに接続できる環境 (WPA-PSK)
  • AWSアカウント
  • 対象者として以下の方を想定
    • IoTを活用したアプリケーション構築をご検討されているデベロッパーの方
    • AWSクラウドを活用したシステム・アプリケーション開発に従事されている方
    • UNIXの基本的なコマンドの利用経験がある方

注意事項

  • 複数の参加者で1つのAWSアカウントを共用する場合は「参加者番号」を 01 〜 99 で定めて、各自で重複しないようにして下さい。一人で1つのAWSアカウントを利用する場合は「参加者番号」は 01 としてください。
  • AWSアカウントは作成後1年間ご利用頂ける無料枠があります。本ハンズオンはその通り実施頂き、ハンズオン終了後に削除することで無料利用枠の範囲で収まるようになっております。無料枠を越えたAWSサービスのご利用料金は受講者の方にご負担いただきますよう、ご了承ください。
  • 本番利用されているAWSアカウントでハンズオンを実施するのは避けて下さい。
  • ハンズオンに必要な機材は貸出品となりますので、終了後は必ず返却をお願いします。

事前準備

EdisonにUSBでシリアル接続するのに必要なドライバを以下のURLからダウンロードし、インストールをお願いします。

Windowsの場合

Windowsの設定によっては、インストール出来ない場合があります。 その場合、インストーラーを”管理者として実行”してみて下さい。

複数の参加者で1つのAWSアカウントを共用する場合

複数の参加者で1つのAWSアカウントを共用する場合は、他の参加者のためにIAMユーザーを作成して頂く必要があります。I

複数の参加者で1つのAWSアカウントを共用する場合のIAMユーザーの作成方法

  • AWS マネジメントコンソールのIAMから、「ユーザー」をクリックします。
  • 「ユーザーを追加」ボタンをクリックします。
  • ユーザー名を設定します。
  • 「プログラムによるアクセス」、「AWS マネジメントコンソールへのアクセス」、「自動生成パスワード」にチェックを入れて、「次のステップ:アクセス権限」をクリックします。
  • 「既存のポリシーを直接アタッチ」をクリックします。
  • 「AdministratorAccess」にチェックを入れ、「次のステップ:確認」をクリックします。
  • 「ユーザーの作成」をクリックします。
  • ユーザー名、アクセスキー ID、シークレットアクセスキーが表示されますので、「csvのダウンロード」をクリックし、CSVフィルをダウンロードします。
  • 閉じます。

ルートユーザーの方は、IAMユーザーで参加される方に、下記の連絡をお願い致します。これらは、ダウンロードしたCSVファイルに記載されていますので、CSVファイルを配布されるのが良いでしょう。

  • AWSマネジメントコンソールにログインするURL
  • AWSのアカウントID (12桁の数字)
  • IAMユーザー名
  • IAMユーザー パスワード
  • アクセスキーID
  • シークレットアクセスキー

参考:AWS アカウント内での IAM ユーザーの作成方法

http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IAM/latest/UserGuide/id_users_create.html

サンプルプログラム

本ハンズオンで利用するサンプルプログラムです。Edison上で利用します。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/awsiot-handson-dojo-jp/aws-iot-handson-dojo-basic.zip